腰:椎間関節炎など 【80代:女性】医師もびっくり!治療翌日から消えた左大腿痛(腰椎すべり症、仙腸関節障害) 2026.07.10 鴨井院長による動画解説 受診までの経過 1ヶ月半前から左大腿が痛むようになりました。しびれはありませんでした。突然発症しましたが、旅行で長く歩いたことがきっかけかもしれないとのことでした。特に診断名は言われず、湿布と痛み止めを処方され、リハビリもしていましたが改善しないため当院を受診されました。 診察時の所見 腰の可動域は保たれていましたが、後屈および左回旋で一定の腰痛が誘発されました。股関節の動作は問題ありませんでした。左後上腸骨棘で局所性の圧痛を認めました。レントゲンでは中等度の腰椎変形を認め、第3腰椎の前方辷りも見られました。脊柱管狭窄も疑われましたが、少なくとも外科手術適応である可能性は低く、MRI検査は希望されず必須でもないため行いませんでした。総合的に検討し、腰椎すべり症および左仙腸関節障害と判断しました。 治療の所見 腰痛の主要責任血管である腰動脈、腸腰動脈、外側仙骨動脈のほか、臀部に分布する上殿動脈など複数個所の治療を行いました。 治療前画像:損傷を受ける、あるいは繰り返しのストレスにより発生した異常な新生血管 治療後画像:カテーテルを用いて塞栓物質を血管内に投与し新生血管を塞いだ状態 治療費用:治療する部位によって費用が異なりますのでこちらをご参照ください。 主なリスク・副作用等:針を刺した場所が出血により腫れや痛みを生じたり、感染したりすることがあります(穿刺部合併症)。造影剤によるアレルギー(皮膚のかゆみ・赤み・息苦しくなるなどの症状)が出ることがあります。 治療後の経過 治療翌日から痛みが消失しました。2週間後の診察でも問題なく、その後も順調に経過されています。 御高齢でしたが、驚くほど早く、劇的に改善しました。珍しいケースですが、局所性の強い圧痛がはっきりと認められる場合などで時々経験することがあります。改めてモヤモヤ血管治療の凄さを実感した症例でした。 【60代:女性】脊柱管狭窄症手術後に残った腰痛はカテーテル治療で解決!手術後もまともに歩けず、夜も寝られないほどの腰痛に対するモヤモヤ血管治療(脊柱管狭窄症手術後遺残痛、仙腸関節障害) 前の記事