応援メッセージ

医療界からの応援

医療法人 偕行会グループ 会長

川原弘久 先生

[医療法人 偕行会] (名古屋共立病院、偕行会リハビリテーション病院、偕行会城西病院、豊島中央病院、名古屋放射線診断クリニック、東名古屋画像診断クリニック、KAIKOUKAI CLINIC SNEYAN他)

2019年に創業40年を迎えた巨大医療グループの会長。4つの病院、18の透析施設、2つのPET画像診断施設、20の介護施設、1つの海外施設を擁する。

10年に亘り、偕行会 名古屋共立病院において、副院長として高度先端医療の一翼を担っていただいた鴨井先生が開業されました。心臓医、血管内治療医である先生が、その医療技術を活かして、新しい痛みの治療を提供されております。
偕行会グループは現状に甘えず、既存の価値観にとらわれることなく、常に改革の道を歩んでまいりました。この“デイリーイノベーション”の精神を見事に受け継いでいる鴨井先生の新しい挑戦を心より応援いたします。
医療ツーリズムなど、国際医療の取り組みが注目されて久しい昨今ですが、まだなお十分とは言えません。その課題は、海外に誇れる日本の医療がどれほど挙げられるかということにも集約されます。なごやEVTクリニックで提供される運動器EVT治療は、2012年に世界で初めて、日本で始まったばかりの新しい痛み治療ですが、世界的にも評価され、現在では10か国以上で実施されています。まさに世界に誇れる医療といえるでしょう。愛知県では、官民一体の取り組みとして『あいち医療ツーリズム推進協議会』が2016年に発足しておりますが、中部地方唯一の運動器カテーテル治療専門施設として、ぜひその一端を担っていただけるよう期待しております。

役職
愛知県病院協会 参与
公益財団法人日本アジア医療看護育成協会 代表理事
一般社団法人中部メディカルトラベル協会 代表理事

経歴
1967年名古屋大学医学部卒業
1972年医療法人衆済会 増子病院 内科部長・透析室長
1979年名古屋共立病院 院長
1982年医療法人偕行会理事長
現在に至る

医療法人 全医会グループ 会長

伊藤不二夫 先生

[医療法人 全医会](伊藤整形・内科 あいち腰痛オペクリニック、あいちせぼね病院、東京腰痛クリニック)

脊椎最小侵襲手術のパイオニア。脊椎最小侵襲手術として、日本最多の実績を誇る。全国から著名人を含めて大勢の患者が殺到している。

血管内治療の専門家である鴨井先生が、脊椎の専門家集団である当グループにおいて研鑽を積み、その集大成として痛みの専門クリニックを開業されました。長引く痛みの原因が病的新生血管にあり、“血管から痛みを治す”という新しい発想に基づくカテーテル治療は、体の負担が少なく、全医会が普及に努めてきた“最小侵襲手術”にも通ずるところがあり、大変注目しております。かつて、全医会が取り組んできたように、新しい治療が認知されて普及されるまでには大変な苦労と努力をともないますが、“良い治療”“患者のためになる治療”は多くの方に必要とされ、おのずと認められていくものです。日本で始まったこの新しい治療の発展を心より祈念いたしております。

役職
全医会グループ理事長
日本脊椎脊髄ドック協会 事務総長
最小侵襲脊椎手術フォーラム代表世話人
中国鄭州第一付属病院(世界最大病院7,000ベッド)整形外科客員教授
The 2nd ACMISST 会長
(Asian Congress of Minimally Invasive Spine Surgery & Techniques)
The 2nd ISESS 会長
(International Society of Endoscopic Spine Surgery)
PASSMISS 評議員
(The Pacific and Asian Society of Minimally invasive Spine Surgery)
WCMISST
(World Congress of Minimally invasive Spine Surgery and Techniques)

医療法人祐優会 Okuno Clinic. 総院長

奥野祐次 先生

[OKUNO CLINIC]

世界初の慢性疼痛治療である、運動器カテーテル治療の開発者。その着想は、医療界の常識を覆し、世界中から注目を集める。科学的根拠を示しつつ、いまなお医療の発展に貢献し続けている。

鴨井先生とは、私が慢性疼痛の専門のクリニックを開業してすぐの頃から、一緒にお仕事をさせていただきました。鴨井先生はもともとカテーテル治療で最も高いレベルの技術が要求される透析患者さんへの治療をたくさん経験されていたため、私が痛みのカテーテル治療専門クリニックを開業した当初から一緒にお仕事をさせていただけたらと思っていました。引く手数多で活躍されていた先生なので無理かなと思いながらお電話したところ、さまざまなタイミングも重なり、私たちのクリニックで一緒に働いてくださることになりました。鴨井先生と一緒にお仕事をさせていただき、実際に間近でお仕事ぶりを拝見して、医師として非常に素晴らしいと感銘を受けました。まずはカテーテル治療の手技、いわばテクニカルな部分が繊細で緻密であることです。これは痛みのカテーテル治療医にとって非常に重要な特性だと感じています。痛みのカテーテル治療を適切に施行するには、繊細さがなければなりません。患者さんが痛みを抱えている部位に正確にカテーテルを移動させ薬剤を運ぶ必要があります。そして慢性的な痛みの場合、疼痛範囲が広く波及していることがあり、それらをカバーするだけの集中力も求められます。
鴨井先生はカテーテルの手技をしている際に常に緻密なテクニックを有しており、高い集中力を保つことができる先生なのだと感じて感銘を受けたのを覚えています。また、技術的な点だけでなく、臨床家として患者さんと信頼関係を築きながら診療をすることにおいても非常に秀でていると感じました。鴨井先生には、もともと患者さんの役に立ちたいというお気持ちが強い方です。それが故に患者さんに信頼される診療ができるのだと感じた次第です。

 

経歴
2006年3月 慶應義塾大学医学部卒業
2008年4月より、クリニカETにて放射線科医として血管内治療に従事する
2012年3月、大学院博士課程修了  研究分野は「病的血管新生」
2012年4月より現在まで江戸川病院にて運動器疾患に対する血管内治療を専門とする.
2014年4月より、同施設にて運動器カテーテルセンター長に就任
2017年10月より、Okuno Clinic.開院 院長に就任  現在に至る

業績
1. Okuno Y, Nakamura-Ishizu A, Kishi K, Suda T, Kubota Y. Bone marrow-derived cells serve as proangiogenic macrophages but not endothelial cells in wound healing. Blood. 2011 May 12;117(19):5264-72
2. Okuno Y, Nakamura-Ishizu A, Otsu K, Suda T, Kubota Y. Pathological neoangiogenesis depends on oxidative stress regulation by ATM. Nat Med. 2012 Jul 15
3. Okuno Y, Matsumura N, Oguro S. Transcatheter arterial embolization using imipenem/cilastatin sodium for tendinopathy and enthesopathy refractory to non-surgical management. JVIR. 2013, 24. pp. 787-792
4. Okuno Y, Oguro S, Iwamoto W, Miyamoto T, Ikegami H, Matsumura N. Short-term results of transcatheter arterial embolization for abnormal neovessels in patients with adhesive capsulitis: a pilot study. J Shoulder Elbow Surg, 2014; 23(9):e199-206.
5. Okuno Y, Korchi AM, Shinjo T, Kato S. Transcatheter Arterial Embolization as a Treatment for Medial Knee Pain in Patients with Mild to Moderate Osteoarthritis.  Cardiovasc Intervent Radiol. 2015;38(2):336-343.
6. 奥野祐次、慢性的な肩関節の夜間痛に対する経動脈的微小血管塞栓療法の有効性 PAIN RESEARCH, 29, 233-241, 2014
7. Okuno Y, Iwamoto W, Matsumura N, Oguro S, Yasumoto T, Kaneko T, Ikegami H. Clinical outcomes of transcatheter arterial embolization for adhesive capsulitis resistant to conservative treatment. JVIR. 2017;28(2):161-167.e1.
8. Okuno Y, Korchi AM, Shinjo T, Kato S, Kaneko T. Mid-term Clinical Outcomes and MRI Changes after Transcatheter Arterial Embolization as a Treatment for Mild to Moderate Knee Osteoarthritis that is Resistant to Conservative Treatment. JVIR. 2017 Mar 29.
9. Iwamoto W, Okuno Y, Matsumura N, Kaneko T, Ikegami H. Transcatheter arterial embolization of abnormal vessels as a treatment for lateral epicondylitis refractory to conservative treatment: a pilot study with a 2-year follow-up J Shoulder Elbow Surg in press.