肘:テニス肘・ゴルフ肘など 【50代:男性】フォークリフト操作等の負担により生じ5年間続いた右肘外側の痛みの実例 2020.06.11 鴨井院長による動画解説 受診までの経過 若いときには野球歴がありますが、その際は痛めていなかったようです。お仕事でフォークリフトを操作するような特殊作業に従事しており、それがきっかけで5年前から右肘の外側に痛みが生じるようになりました。ステロイド注射やハイドロリリース注射などを受けましたが、一時的には良くなるもののぶり返していました。重いものを持つときのみならず、軽くぶつけただけでも痛くなり、ついには夜間痛も生じるようになり当院を受診されました。 治療の所見 典型的な右上腕骨外側上窩炎(テニス肘)でした。 治療後の経過 2週間後、夜間痛は消失し、フォークリフトを頻回に操作したときには痛みが出ていました。その後、安静時の痛みがなくなり、3ヶ月たつと動作時の痛みもほぼなくなってきました。お仕事柄、負担は続くようですので再発が心配ですが、元のような痛みが出ることはなく順調に経過しています。 テニス肘・ゴルフ肘の詳しい病状説明はこちら 【50代:女性】もう良くなることはないとあきらめていた右肘外側の痛み(テニス肘)の症例 前の記事 【40代:女性】調理員に生じた両肘内側の痛みの実例 次の記事